おサイフケータイという麻薬 Episode03 モバイルSuica
2016/05/01

こんにちは。
1回で終わるつもりが書いてるうちに書きたいことがどんどん出てきて、もう3回目になってしまいました。
そしてまだまだ続くと思います。
ご興味があれば、お付き合いください。
Contents
01.絶対王者モバイルSuica
02.便利かつおトク!これを使わずにいられようか!
03. もっとおトクに使用するには?
01.絶対王者モバイルSuica
今回は、モバイルSuicaについてかなり詳しく書いていきたいと思います。
Episode 02でも書きましたが、使用者にとってモバイルSuicaは、The おサイフケータイであり、これだけは代替がききません。
1.電子マネー、2.ポイントカード、3.会員証の3つの機能を有します。
これを使っているがために、iPhoneに機種変できない、またiPhoneとの2台持ちをしている人が沢山います。
ツワモノになると、カード型Suicaを有機溶剤で溶かし、中のFelica部分のみを取り出し、それをさらに分解したiPhoneにブチ込むという荒技をやっている方もいます。
なぜそんなバカなことををやっているかというと、モバイルSuicaはやはりそれほど便利なのです。
私も過去に一度だけiPhoneに浮気したことがありますが、本気でこの荒技を検討しました。
結局、2台持ちという方法を取っていましたが・・・
このように、一度使ってしまうと、絶対に離れられない中毒性があります。
ちなみに、Suicaは
「Super Urban Intelligent CArd」
の頭文字から来ており、「i」と「c」の文字だけ反転しているは、icカードという意味を強調しているらしいです。
また、お金が減らない時は「ピッ」と鳴って、お金が減る時は「ピピッ」と鳴ります。
小話はもっといっぱいしたいのですが、それはまたいつか・・・笑
02.便利かつおトク!これを使わずにいられようか!
私が実際に使用している場面や利用方法などを使用機会などを紹介します。
デメリットもありますが、圧倒的にメリットの方が多いと思います。
ご参考になればと思います。
1.定期券を付けることができ、またアプリ内で買える
これは超便利です。
朝の通勤途中で、定期切れを思い出す。
こういう日に限って、遅刻ギリギリ。
定期更新の時期は皆似たり寄ったりで、券売機や窓口は混雑している。現金で定期を購入している人なら、そもそも6ヶ月定期を買えるほどの大金を持ち合わせていない。
現金があっても、地元の駅なら、JRじゃないかもしれない。
JRであっても定期券購入ができる自動券売機がないかもしれないし、無人駅かもしれない。
仕方なく、自腹で会社まで・・・
帰りに買おうと思っても、酒を飲んで酔っ払ってそのまま帰宅。
そして一週間が過ぎていく・・・・
こういう経験、あると思います。
しかしモバイルSuicaなら!!
駅までの道中で、さっと操作して定期券を購入!時間にして1分!
私は出張族なので、出張先から定期が買えるのも便利だと思っています。
しかし、やはりデメリットがあります。
一度モバイルSuicaに定期券を登録してしまうと、次の定期切れの時期までは、カード型の定期に戻せないということです。
大した問題ではないと思うかもしれませんが、ケータイを壊したり無くしたりした際には、もう一台おサイフケータイが使えるケータイがないと、定期券も使えないということです。
このデメリットのために、私も最初は定期券を移すのをためらっていました。
しかし結局は利便性に負け、今は定期券もモバイルSuicaに移しています。
不安な方は、定期券だけはカード型Suicaのままでもいいかもしれません。
2.オートチャージ&任意チャージ&残高確認がすぐできる
本来ならばJR駅構内のどこかにある「VIEW ALTTE」という機械で行わなければならないオートチャージの設定が、アプリ上で簡単にできます。
オートチャージ開始金額、オートチャージ金額をどこでもすぐに設定できるので、とても便利です。
また券売機で行う任意チャージも、アプリ上ですぐできます。
これらは、普通に通勤しているだけではあまり使わないかもしれません。
しかし、お客さんや後輩と食事をした後に、Suica対応の飲食店であればさっとSuicaで払えるので、とても便利でスマートです。
飲食代となると、内容と人数にもよりますが、電車賃とはかけ離れた金額になると思います。そんな時にさっと残高を確認して、さっとチャージをすれば、お会計で残高不足の「ピーッ!」という腹立たしい音を聞かなくても済むわけです。
そして私が一番利便性を感じているのは、2013年3月から開始された全国交通系ICカード相互利用です。
もちろんカード型Suicaでも乗れるのですが、一つ落とし穴があります。
それは、JR東日本の改札でないとオートチャージがされないということです。
カード型Suicaであれば、JR系の券売機でチャージは出来ますが、私鉄しかない出先への出張は、切符を買うか、私鉄用ICカードを余分に持つしかなかったと思います。
しかしモバイルSuicaであればそんな必要はなく、関東でも関西でも、いつもと同じように電車に乗れます。残高が足りなくなったらアプリでさっとチャージ。
素晴らしい!!
デメリットは、現金があってもケータイの電池がなければチャージできないといったところでしょうか。
3.グリーン車にお得に乗れる
そんな時もモバイルSuicaの出番です。
朝、グリーンで通勤する時、地元の駅から会社の一個手前までは50km以内なのに、会社の駅まで行くと51kmになってしまい、値段が200円も上がってしまう。
かといって一つ手前の駅で、グリーン車両から出て満員の中もみくちゃにされるのも嫌だ。
じゃあ、地元の駅から一つ過ぎたところから会社の駅までグリーン車券を買おう!
しかし、車内で買うと、駅やホームで買うよりも260円も高くなってしまうので、意味がない・・・
そんな時!モバイルSuicaなら!
なんと駅で買っても車内で買っても値段は同じなのです!
だから、地元の駅から電車に乗り、車内で次の駅〜会社の駅までのグリーン券を買う。
そうすることによって、快適に会社の駅までグリーン車で通勤できるというわけです!
素晴らしい!!!
以下、同様のケース
今日は商談がうまくいったから、自分へのご褒美にグリーン車で帰ろう。でも途中駅まで上司が一緒・・・
グリーン車で帰りたいけど、席が混んでるかどうかわからない。グリーン車が混んでいたら別に普通車でいいんだけど、乗れるなら乗りたい。でも車内を見て、260円余計に払ってまでは乗りたくない・・・
という時にも、モバイルSuicaなら無駄なくグリーン車に乗れます!
これに関しては、デメリットはありません。
4.新幹線にもお得&スピーディに乗れる
これは、金銭面でかなりお得です。
JR東日本の新幹線であれば、モバイルSuicaから購入するだけで、紙の切符で買うよりもかなりお得です。また新幹線の改札も、在来線と同様モバイルSuica対応のスマホをかざすしてピッとするだけで乗れます。
JR東海の東海道新幹線も、モバイルSuicaユーザーであれば、別途EX-ICというサービスに登録することによって、同様にスマホから買って、スマホを改札にタッチするだけで乗れます。またマイルのように乗車ポイントも貯まり、600pでこだま、800pでひかり、1,000pでのぞみのグリーン車に乗れます。
モバイルSuicaを使えば、新幹線の駅に向かいながら切符が買えることや、改札をくぐる際の、新幹線の乗車券とこれまで乗ってきたSuicaをタッチするという煩わしい動作から解放されます。
新幹線の乗車券時間がギリギリであったり、出張時などは普段より荷物が多いことから、駅までの道のりで切符を買い、モバイルSuicaのみタッチをして新幹線に乗れるということはかなり利便性を感じます。
また値段も安い!
素晴らしい!!!!
しかし、もちろんデメリットもありますので注意してください。
一つ目は、長距離移動による途中下車や、都内、市内、区内までの乗車券がつきません。
例えば、
東京駅→新大阪駅
のみの移動であればお得ですが、
東京都内のJR駅→東京駅→名古屋駅で途中下車して友人とランチ→新大阪駅→大阪市内のJR駅
という経路だったとすると、紙の切符を買ったほうがお得になる場合もありますのでご注意ください。
二つ目は、JR東海のサービスであるEX-ICは、年会費が税込1,080円かかります。
乗車区間と乗車回数によっては、この金額がペイしない可能性もありますので、ご自身で確認してみてください。
5.ポイントのチャージが、駅に行かずケータイのみで完了する
モバイルSuicaに限らず、Suicaポイントクラブというサイトに今使っているSuicaを登録すると、駅ナカのお店や自動販売機で買い物をするとSuicaポイントというものがが貯まります。
この貯まったポイントは、ネット上で手続きをしてSuicaにチャージをするか、提携ポイントに交換しないと使えません。
この時モバイルSuicaであれば、ネットでチャージの手続きをして、モバイルSuicaのアプリで受取り手続きをすれば、ものの1分でチャージが完了します。
カード型Suicaの場合は、自動券売機まで行く必要があります。
この機能も、特にデメリットはありません。
欲を言えば、SuicaポイントもモバイルSuicaのアプリで確認やチャージができればいいなと思います。
私が使用していて実際に感じるメリットは以上です。
私自身、現段階では東京のど真ん中に住んでおり、今の仕事は出張ばかりで新幹線にも乗りまくるため、かなりの恩恵を受けております。
ライフスタイルが異なれば、享受できるメリットも異なると思いますが、もし私と同じような方がいらっしゃれば、ぜひ使ってみてください!
そうすれば、あなたも中毒者の仲間入りです!
03. もっとおトクに使用するには?
モバイルSuicaはこれだけお得にも関わらず、少しの工夫でもっとおトクに利用できます。
具体的には、クレジットカードの選択とポイントの使い道です。
モバイルSuicaは大体どんなクレジットカードでも使えますが、JR東日本が発行しているビューカード以外だと、年会費が税込み1,030円かかってしまいます。
そのため、新たにビューカードを発行したほうが安く使えます。
安いものだと、年会費無料のものからあります。
またビューカードだと、SuicaへのチャージやJR東日本での乗車券・特急券の購入だと、1,000円につき6Pのビューサンクスポイントが付きます。
ただし、EX-ICで買えるJR東海の東海道新幹線の乗車券・特急券は1,000 = 2Pしか貯まりませんのでご注意ください。
貯まったポイントは1P = 2.5円でモバイルSuicaにチャージできます。
具体的には、半年で10万円の定期券で通勤している方の場合、
100,000円 × 2回 = 200,000円
200,000円 ÷ 1,000円 × 6P = 1,200P
1,200P × 2.5円 = 3,000円
と、一年間の定期券購入だけで3,000円分の還元があるというわけです。
仕事都合で電車に乗って客先へ行かれる方は、プラスで還元量が増えるでしょう。
還元率は
3,000円 ÷ 200,000円 = 1.5%
となり、そこそこ高いと言えるのではないでしょうか。
また、毎月の請求書をWEB明細にすると、毎月20Pがもらえます。
ちなみに私は、ビューカードの中ではLUMINEカードというものを使用しております。
LUMINEカード
カードの年会費が税込み1,030円かかってしまいますが、LUMINEで使うと常に5%OFF、年に4回ほど10%OFFになるキャンペーンもあり、年会費分は簡単に取り戻すことができます。
LUMINEで買うもんなんかねーよ!という方も、飲食店や無印良品、本屋なども入っているので、一度最寄りのLUMINEを覗いてみることをオススメ致します。
また私の場合、ビューサンクスポイントはLUMINE商品券に交換しています。
LUMINE商品券に交換する場合、
1250P = 4,000円
となります。
LUMINE商品券の還元率は、
1250P ÷ 6P ×1,000円 = 208,334円
4,000円 ÷ 208,334円 = 1.919%
と、約1.9%になります。
LUMINE商品券はLUMINEでしか使えませんが、お釣りも出ますし、金券ショップにも売ることができるので、高還元率かつ現金を手にできるというのが最大のメリットであると思います。
私の場合、年間約120万円程をLUMINEカードで決済し、16,000~20,000円分の商品券に交換しています。
また、私はもらったことはないですが、LUMINEでの買い物の額が以下の場合、
200,000円〜499,999円 |
1,000円分 |
500,000円〜699,999円 |
2,000円分 |
700,000円〜999,999円 |
3,000円分 |
1,000,000円〜 |
5,000円分 |
以上の割合でLUMINE商品券が貰えるようなので、生活圏にLUMINEがある場合は、LUMINEカードもぜひ検討してみてください!
もちろんモバイルSuicaのためにです!笑
以上です!
たった一つのものを紹介するのにこんなに長くなってしまった・・・
申し訳ない。
他のものはこんなに長く紹介することはないので、次回もよかったらお願いします!
それではっ!