おサイフケータイという麻薬 Episode01
2018/01/06

今回は私が日々利用している、おサイフケータイという機能について書きます。
非常に便利で、これを使うためにAndroid を使用しています!
便利な反面、無くしたり故障したりしたら、計り知れない大ダメージですが・・・
過去に何度も紛失や故障をし、その度に復旧などの対応に追われ、とても大変な思いをしました。
が!
そんなリスクがあっても、おサイフケータイを使い続けている魅力を少しでも伝えられればと思っております。
またこの記事を見て、おサイフケータイを使う人口が増え、世界各国でも同じようにおサイフケータイが使えるようになればなーと思っています。
それではどうぞ
Contents
01.おサイフケータイって名前は知ってるけど、名前しか知らん!
02.使っていない人は、もう今更使わない方がいい”かも”しれない
03.もう戻れない!世界よ、これがおサイフケータイだ
01.おサイフケータイって名前は知ってるけど、名前しか知らん!
01-1.おサイフケータイとは
一言でいうと、超便利な機能!!!!です。
Wikipediaによると
携帯電話に埋め込まれたFeliCaチップ(ICチップ)を使ったサービス、およびこのサービスに対応したモバイルFeliCaチップを内蔵した携帯電話機、携帯端末の総称。
「サイフ」とは称しているが、下記のとおり必ずしも売買の電子決済のみに用いられるものではなく、その用途は多岐にわたる。雑誌などで一部「お財布ケータイ」などといった表記が見られるが、正式な商標・サービス名称の表記は「おサイフケータイ」である。
と、あります。
よくわからないですが、SoftBankのページにわかりやすく書いてあります。
携帯電話をお金のお支払いやポイントカード・会員証の代わりとして使えるサービスです。いままでかさばっていたお札や小銭、数多くのポイントカード・会員証がケータイひとつに入っちゃう。
ということです。
補足して現代風に書き換えると
スマホを読み取り機にタッチ(近接)することにより、お金を払ったり、ポイントを付けたりできるサービス。
スマホは、スリープ状態や電源OFFのままでOK!
アプリを起動させ、画面を店員に見せたり、画面のバーコードを機械に読み取らせることは必要ありません。
ということです。
具体的には、今まで物理的に持っていた
・電車の定期券
・電子マネーのEdyカード
・マツモトキヨシのポイントカード
などが、おサイフケータイの機能を使うことにより1枚も持たなくてもよくなる素晴らしいサービスです。
実はこんな便利機能が、2004年発売ガラケーから付いてます。
01-2.何が「おサイフケータイ」をわからなくさせているのか
それは恐らく、スマートフォンの台頭です。
少し話がそれますが、昔の日本の携帯電話事情を簡単に説明します。
・携帯電話といえばパカパカ。
・携帯電話会社はdocomo、au、SoftBankの3社のみ。
・携帯が欲しければこれらのショップに行き、それぞれ展示されている携帯を契約して帰る。
大多数の人がこの状態でした。もちろん私も。
しかしこれは、世界的に見るとちょっとおかしいことだったのです。
携帯電話本体の機能面も含め、これがいわゆるガラパゴス化と言われる所以です。
この超閉鎖的な市場が、日本独自のおサイフケータイという機能を生み出したのです!(適当w)
つまり、パカパカの時代は、docomo、au、SoftBankに行って、おサイフケータイ対応の機種を買えばそれでOKだった。
ここで現代に戻ると、今は日本でも世界と同じ携帯電話を使っています。
世界にはまだこのようなサービスは少なく、そして使えるところも、日本同様に限りがあります。
そのため、iPhoneでは使えないとか、同じGalaxyでも、あの人のは使えて、私のは使えないというようなことが起きるようになったのです。
また最近、NFC(Near Field Communication)を使ったサービスが出てきたことも、さらに混乱する理由だと思います。
NFCとは、おサイフケータイと同様に、スマホをかざすだけでお互いの情報を交換し合うといった機能です。
NFCの具体的な機能は、NFC対応のスマホと、NFC対応のヘッドフォンを近づけることにより、特にスマホの画面上で操作することなくスマホとヘッドフォンを繋げられるというものです。
NFCとおサイフケータイとの明確な違いは、
NFC=国際規格→世界中で使える
おサイフケータイ(Felica)=JIS規格→日本でしか使えない
です。
難しいと思う方は、「NFCとおサイフケータイは似ているが別物」とだけ覚えておいてください。
つまり、NFCが使えるスマホを手に入れても、日本のおサイフケータイは使えないということです。
これらの事情により「この便利機能を使ってみたい」と思っても、よくわからないのでなんとなく敬遠しているという方が多いのではないでしょうか。
02.使っていない人は、もう今更使わない方がいい”かも”しれない
02-1.よくわからないからやっぱり使わない!
これも正しい選択だと思います。
定期やポイントカードを常に携帯し、いちいち取り出す手間を省いてくれるおサイフケータイですが、その開始や設定が日常のそれより面倒だと感じるのであれば本末転倒だから。
また、使用人口の多いiPhoneでは使えないし、格安simで使えない場合もあります。
XPERIAやGalaxyでも、海外で買ったり、おサイフケータイ非対応のsimロックフリー(白ロム)端末だったら使えません。
おサイフケータイを使用する事が障害となり、使いたい機種が買えなかったり、料金の安い格安simに移行できなかったりするのであれば、これまた利便性とかけ離れていくと思うからです。
よって、現時点ではあえて使用しないという選択肢も正しいです。
02-2.使わないほうがいいかもの「かも」って?
使わないほうがいい「かも」と、言ってるのは、
「今はよくわからなくて面倒臭いかもしれないけど、もしかしたらこれが世界各国でも使えるようになり、iPhoneにもこの機能がつくかもしれない。そしたらその時は使ってみてね」
と思っているから。
そう思う理由を以下に書きます。
おサイフケータイを使っている方はわかると思いますが、やはりとても便利な機能です。
この便利という感覚は万国共通なので、海外でもNFCを使った似たようなサービスであるモバイルペイメントというものが出てきています。具体的には、
Google Wallet
Apple Pay
Samsung Pay
というものです。
スマホ販売の巨大シェアを占めるAppleとSAMSUNGが始めた事により、世界中の人が使い始め、やがて日本にも広まっていくと考えています。
当然、日本には10年以上も前から似たようなサービスがあります。
それが、おサイフケータイです。
このおサイフケータイという財産を生かし、NFCのサービスと上手く融合させて、使用感としては「おサイフケータイが海外でも使える」という風になっていくと考えています。
そうなった場合は、NFCだとかiPhoneだからとかsimロックフリーだからといった小難しい事を考える必要はなく、好きなスマホを好きなところで買って、好きなsimで契約しても、電話やメール、ラインのように「スマホを買えば普通に使える」というようになるはず!
と考えています。
そうなった場合は、今敬遠している方もぜひ使って欲しい!すごく便利なので!
もちろん、私もわかりやすく説明をするつもりでいます!
早くそんな時代が来ないかなぁ・・・
03.もう戻れない!世界よ、これがおサイフケータイだ
ここからは、日本のおサイフケータイの魅力や利便性について書きます。
私が実際に使っていて感じている事なので、間違いは無いはず!
これを見て「お、おサイフケータイ良さそうじゃん!」と思ってくれる方が一人でもいれば幸いです。
おサイフケータイのメリット
・持ち歩くカードの枚数が激減
・ポイントの付与と支払いの両方が完了する
・残高確認ができるため、外で専用の機械を探したり、買ったりする必要がない
・チャージができるため、外で専用の機械を探したり、買ったりする必要がない
・定期券が好きな時に買えるため、わざわざ混む列に並ぶ必要がない
・列車内でグリーン乗車券を買っても、外で買うのと同じ値段
・乗車券、特急券を購入でき、さらにそのまま新幹線に乗れるし値段も安い
・搭乗券を購入でき、さらにそのまま飛行機に乗れる
・ホテルを予約し、チェックイン(これはやった事ない)
と、こんなもんでしょうか。
これプラス、電子マネーのメリットも合わせ持つので本当に便利だと思います。
次は悪いところです。
おサイフケータイのデメリット
・スマホがたまにバグって、おサイフケータイが認識されなくなる
・電池が完全に切れると、おサイフケータイ機能が使えない
・スマホをなくしたら、使っているサービスの分再設定をしないといけない
こんなところでしょうか。
電池切れに関しては、スマホを再起動できないくらいの残り少ない電池でも、おサイフケータイは使えます。
定期での改札もヨユーでくぐれます。
電波が圏外だと、チャージは出来ませんが、電子マネーとしては使えます。
また極端な話、解約されているスマホでも使えます。
つまり、電池と電波があれば超便利に使えて、電池と電波がなくなってもただのポイントカードや電子マネーとしては使えます。
以上です。
どうでしょうか。
おサイフケータイ、興味が湧きましたか?
Episode 02では、実際に私が使っているサービスを紹介していきたいと思います。